障がい者さんの移動支援という仕事をしながらボランティア団体で活動をしています。
私の働いてる事業所では特に脳性まひの患者さんの利用が多く、
移動のお手伝いや『お買い物に行きたい!』『映画を観たい!』『外食がしたい』・・・
そんな夢も叶えようと所長から率先して、健常者には夢でもなんでもない事を
当事者には『夢なんだ』ということをしっかり理解して生活のサポートをさせてもらってます。
『ヘルパー』ですから、お給料は薄給です(所長ゴメン!)
でも、障がい者さんの嬉しそうな笑顔や『ありがとう』ってご本人さんや家族のみなさんの言葉でいくらでも頑張れます。
脳が原因で様々な障がいを持ってる方とたくさん接しますが、同じ『脳性まひ』と診断がついても、
周りや本人の努力・症状に詳しいドクターとの出会い・支える環境で病状やQOLが良くなっていくのを間近で見て感じています。
また、他の脳に関する病気を抱えている患者さんや神経系の病気の患者さんを支えるお仕事もさせていただいてます。
ご本人が『生きたい!人生を楽しみたい!』って思えるように頑張ろう。
そのために自分でもできることがあるんじゃないかと『義男の空』を読みながらいつも頑張ってます。
一緒に同じ空を見て色々語り合ったり、風を感じて季節が変わったねって確認したり・・・。
仕事でくじけそうになった時は、必ず読んで「家族のみなさんはもっと大変だったんだ!
そして障がいと闘ってる本人が一番大変だ!」って気持ちを奮い立たせてます。
『義男の空』は私のバイブルです。
未来ある障がい児を支えて、彼らと一緒に生きていく為のヒントをたくさん教えてくれる、
この本を作って下さったエアーダイブさんにも感謝してます! |